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古いノートパソコンに軽量なLubuntuをインストールして使える感じにしてみた

古いノートPCって、今時のWindows10やら11で使用しようとすると
SSD化していても、もっさりしてしまったり
あまり使用しないから起動するたびにWindows Updateばかりしてて

小職

PCの電源入れてもすぐに全然使えないんですけどw w w

なんてことになりますよね(^^;

けっこーどうしたもんかな?と思うところがありました。
今回は使うたびにWindowsUpdateばかりになる、Windows10と思い切ってお別れしてw
軽量Linuxを久々にインストールしてみたら、けっこーまともに使える状態になったので
インストールの経緯をまとめてみました。

今回Windows10とお別れして生まれ変わってもらうPCは↑こちら。
あらためてスペック見てみると酷いwww
CPUはデュアルコアのセレロンでメモリは2GB….
これではWindowsも辛いですよね(^^;
ちなみにストレージは元は500GBのHDDでしたが、別のThinkPadのパーツを換装していったところ余ったSSDを搭載しています。
しかし、10インチですごい小さくて愛着のあるPCなので、しっかりと生まれ変わってもらいましょう♪

LubuntuをインストールするためのUSBメモリを作成して準備する

あらかじめLubuntu LinuxのISOを起動用のUSBメモリに用意しておきました。
Lubuntuは軽量さを追求したLinuxディストリビューションなので、今回チョイスしています。

準備作業としては、以下の感じでWindowsでサクッと行いました。

  1. Lubuntu公式サイトからISOイメージのファイルをダウンロード
  2. 窓の杜でrufusをダウンロードしてブート可能なUSBメモリを作成

といった感じです。

小職が選んだバージョンは安定版ではなく、Newest stable release(最新)の「23.04 (Lunar Lobster)」をチョイスしました。
この辺はお好みでOKですね。

Macの場合はターミナルでDDコマンドで出来るらしいのですが、そちらは今度やってみようかな(^^;

BIOS(UEFI)を表示させてLubuntuをUSBブートさせてみる

とりあえずUSBからのブートができるようにするために、BIOS(UEFI)メニュー画面に突入しました。
ここで見てみてもCPUとメモリの貧弱さがアレですが(^^;

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設定したのは、USBブートを有効化しただけ。
このあとはSave&Exitするだけです。

するとUSBから起動して、Lubuntuのブートを選択するメニューが表示されるので
とりあえず一番上を選択してLubuntuのUSBブートを試してみます。
SSDへのインストールは、USBブートしたLubuntuを弄ってからでも可能ですのでお試しできます。

Enterを押下してブートが進んでいきます。
ちょっとワクワクすっぞ。

PCのブート画面が表示されるのですが、この時点でLenovoとLubuntuのトレードマークの鳥さんが表示されました!
Lenovoとコラボしてしまっているかのような様子がちょっと楽しいw

USBブートでLubuntuが動作できたのでストレージに新規インストールしてみる

少し待つと、Lubuntuのデスクトップが表示されました。
その様子はとてもスムーズです。
USBブートでのLubuntuの動作を確認して気が済んだところで、デスクトップにあるインストーラーのアイコンをすかさずクリックしてみます。

内蔵ストレージにLubuntuをインストールしてくれるGUIインストーラが表示されました。
英語で表示されていますが安心してください。

言語で「日本語」を選択してやるだけで、ちゃんと日本語版のLubutuインストーラになります。

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続いて、インストール先のストレージの選択に移ります。
今回はもちろん、内蔵ストレージを完全消去してLinuxだけ起動する環境にしちゃいます♪
なので「ディスクの消去」を選択してインストールを進めていきます。

ディスクの消去&完全新規インストールなので念の為の確認も表示されますが、今すぐインストールで!

軽量ディストリビューションに属するLubuntuですが、インストーラはUbuntuとあまり変わらない美しいインストーラです。
そしてサクサク進んでくれます♪

インストール完了したらリブートするので、その際にはUSBに差しているインストーラを抜き去っておきましょう。

サクッとインストール完了したLubuntuの初期状態を確認しながら弄ってみる

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内蔵ストレージにインストールしたLubuntuで起動してみた画面。
ログイン画面ってやつですね。
青を基調とした爽やかな画面です。

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サクッとログインしてみるとデスクトップが表示されました。
動作もサクサクです。さすがLubuntu。

ログインして、まず最初にやるのはターミナルを起動して
「sudo apt update」→「sudo apt upgrade」で全部更新かけちゃいます。

プリインストールのアプリをチェックしてみる

軽量Linuxとあなどることなかれ。
しっかりとLibre Officeもプリインストールされているので、このままオフィスソフトが利用できます♪

Excelに相当するCalcもサクっと開けました。

他にはちょっとしたゲームやCPUモニターなどもプリインストールされているのでけっこー充実感あるなあ…
CPUモニターで思い出したけど、このノートパソコンは脅威の2GBメモリ搭載なのでw
あとでたっぷりと大容量スワップファイルの設定を自分で追加してやらないと、メモリが枯渇して、いつフリーズするか怖くて本気で使ってはいけません(^^;

キーボードやマウスの設定もGUIでこなれた感じで設定できちゃうのでお好み設定をガスガスと実施していきましょう。

搭載メモリ2GBと超少ないのでswapファイルをたっぷりと設定してみる

とりあえずアプリを追加インストールする前に、先ほどのCPUモニターを見てやることを思いだしましたw
この古いノートパソコンはなんと搭載メモリが驚愕の2GB!
Linuxデスクトップでメモリが枯渇すると死にそうに重くなるギリでフリーズしていない恐ろしい状態になるので、スワップファイルをたんまりと16GB設定してやりました。

ちなみにswapファイルの設定については以下の記事で詳しく書いているのでご参照ください♪

とりあえず2GBの実メモリと16GBのスワップファイルを設定した状態。
これならばフツーにLubuntuを使ってもフリーズはしなくなります(^^;

ウェブブラウザはFirefox入りですが、好みでchromeやBraveをインストールしてみた

firefoxがプリインストールされているのですが、最近はchromeがメインなのでfirefoxを使ってchromeのインストールファイルをダウンロードしましたw

Lubuntuの場合はダウンロードしたchromeブラウザの *.debファイルをファイラーで右クリックして表示されるメニューから「アプリケーション」で開くを選択してPackage installerが起動するので、そちらからインストールしても楽ちんです。

Package installerでchromeブラウザのdebファイルを開いたら「Install Package」ボタンをクリックするだけでインストール完了してくれます。

Lubuntuのメニューの「インターネット」の中にGoogle Chromeブラウザが登場しました♪
今度はこいつを開いて、サブブラウザとして愛用しているBraveブラウザもインストールしておきました。

Braveブラウザの公式サイトに行くのですが、こちらはdebファイルのダウンロードでなくて、ターミナルでコマンドを打ち込んでインストールする感じです。

公式サイトにコマンドもあるので、ターミナルにコピペしてインストールしています。


何段階かコマンド打ち込むことでBraveブラウザをインストールする感じになるので、公式サイトの記載をよく読んでコマンドをコピペしてみてください(おい

 

というわけで、無事にBraveブラウザもLubuntuデスクトップにインストールできました♪

OSがWindowsだとかなり辛いほどのノートパソコンでしたがw
Windows10よりも軽量で、最新ブラウザも利用可能になった古いノートパソコンくん。
小学校低学年の次男ちゃんがscratchでプログラミングしたり、ネットのタイピングコミュニティサイトとかで遊ぶなどの用途には十分役立ってくれる感じに再生できました♪

とりあえず、Windowsとデュアルブートとかすると、後々Linuxだけ削除したい…とか
Windowsだけ削除したい….とか余計なことが頭をよぎるのでw
Linuxだけ心置きなくインストールできる古いPCが余っていたりしたらけっこー遊べるのでLubuntuをインストールしてみるのも結構おすすめです。

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もう少しまともなスペックのジャンクなノートPCだともっと遊べるLinuxデスクトップマシンにできるので、久々にアキバとか行ってみたいな〜とか思う今日この頃の小職でありました。

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