最近では少し馴染み感も出てきた「AIイラスト」という言葉。
実際に自分でAIお絵描きというものをやってみるとどんな感じなのか試してみました♪
小職
しかし、実際に自分で作成するとなると、どうやるかというと….
そういったサービスを無料で提供しているようなサイトを利用したりする方法もありますが、何やら制限があったりと少し面倒な感じ…
というわけで、自分のローカルPCにAIお絵描きシステム自体を構築してしまえば!
自分のMacBookの中で好き放題遊べてちょっと面白かったので、DiffusionBeeの導入方法から紹介してみます♪
タップできる目次
DiffusionBeeをM1 MacBookにインストールしてみる。
お絵描きAIの黎明期に最初にローカルPCに導入するシステムとして、当初人気になったのがStable Diffusionというアプリだったのですが、導入の敷居が結構高くて面倒だったので当時スルーしていたのですが、今時ならmacOSに1つのアプリをインストールするだけでお絵描きAIが簡単に試せるようになっていました♪
とりあえずmacOSでお絵描きAIを試してみたいならば、上記のDiffusionBeeというフリーソフトを何のとまどいもなくインストールするだけでOK!
以前調べた頃はUbuntuなどのLinux環境でバイナリを集めて環境構築する…的な面倒そうな手順だけみたことありましたが、現在は超簡単になっていたようです♪
Diffusionbee公式サイトからダウンロードして、即インストールしてみましょう。
参考 DiffusionBeeダウンロードページDiffusionBee公式サイトWindowsでAIお絵描きをするならば、以下の「NMKD Stable Diffusion GUI」を導入するのが良さげです♪
参考 テキスト→画像生成AI「Stable Diffusion」を誰でも使えるようにする「NMKD Stable Diffusion GUI」窓の杜公式サイトDiffusionBee公式サイトから環境にあわせたパッケージを無料ダウンロード
公式サイトのダウンロードページには、ちゃんとApple Silicon(M1チップ)のMac用のバイナリも用意されていましたので小職はこちらをチョイス♪
M1用はHQ(ハイクオリティ)なんてパッケージもあるのでお好みでチョイスできます。
さっそくダウンロードしたバイナリをインストールしてみます。
DiffusionBeeのセットアップはデータのダウンロードもあるので少し時間がかかるので注意
セットアップが起動しました。
なんかかっこいいぞ♪
付随するデータのダウンロードも色々とあるので、ダウンロードとインストールが完了するまでしばらく待つと…
セットアップが完了したDiffusionBeeの画面です。
これでAIお絵描きの準備が簡単に整いました!
DiffusionBeeでAIお絵描きしてみる
AIお絵描きの流れとしては、文字入力エリアに文言を書いて「Create」ボタンを押下するとAIが考えてくれてお絵描きした結果が表示されるという感じです。
残念ながらDiffusionBeeというかAIお絵描きの世界は英文で呪文を入力するスタイルが基本です。
なので、英語で文を入力してみます。
試しに「cat in the car」なんて入力してみました。
では、「Create」のボタンを押下です!
何やら「Generating…」となって画像を生成している状態になって進捗バーが進んでいきます。
この辺の待ち時間は使用しているPCのスペックによるといった感じですね。
はじめてのAIお絵描き作品が完成したよ
ううん。。。確かに車に乗っている猫ちゃんの画像が完成しました。
しかし車自体がよくわからん部位としてAIが生成している感じですね(^^;
とりあえず、単語をチョイ並べただけでも、それらしい画像を生成してくれました。
AIお絵描きなんかすげーwという感じが簡単に体験できましたね。
結構それらしい画像を無理くり作ってくれるお絵描きAI(DiffusionBee)と遊んでみる
簡単な指示でもそれっぽい画像が出てくることがわかったので、調子に乗って色々と試してみます。
次は「cat eating fish」としてみると….
ニャンコ様が何かを食べている画像が生成されました。
しかしよくみてみるとしたが尖っていたりしてなんか怖いぞw w w
しかも食べている魚も何だか不明な感じで怖いwww
シャケなのかしら。。。
続いて、先ほどの画像が少し怖かったので、もう少し詳細に指定してみることにしました。
「japan cat sleeping ENGAWA」縁側を理解してくれるのかも不明ですがトライ….
生成された画像は↑こちら。
ますます怖い画像になってきたwww
これは日本猫なのか。。。猫なのかもよくわからない生物が廊下で寝ているw w w
わかんなくてもそれらしい画像生成してしまうお絵描きAI(DiffusionBee)は恐ろしすぎる子!
続いては、小職が最近推しているバンド「そこに鳴る」が今年フェス出演が決まり、さいたまスーパーアリーナのステージに立つことを知ったので記念にそんな画像をリクエストしてみました。
「the band “SOKONINARU” play in SAITAMA SUPER AREANA stage」として入力してみると…
生成された画像が↑こちら
さいたまスーパーアリーナってこんな建物だっけ?でもなんかそれっぽいw w w
そして、なぜかアリーナの中でなくて駅前広場的なステージに立っている何人もいるメンバーらしき人w w w
うーん、そこに鳴るは3人のバンドなんですけどね(^^;
知らないくせに無理くり作ってきますねw w w
恐るべしお絵描きAI(DiffusionBee)さん…
指定が曖昧で少ないからこうなるのか!?お絵描きAI(DiffusionBee)さま。
やはり実在の人物とか出そうとしているから何だかコレジャナイ感がぱないのだと思い込むようにしてw
モノの画像を生成してみることにしてみます。
今度は「electric guitar fender」で入力してみました。
やばっ
ますますコレジャナイ感がすごい画像が生成されたよw w w
こんなフェンダーのギターないでしょw w w
気持ちわるいよー(ToT)
そうか、もっと詳細を指定してみよう。。。
「electric guitar fender jazzmaster white」と詳細なワードに変更して画像生成ボタンを実行…
更なる問題作が完成!
何?このビスの多さ。。。気持ち悪いw w w
形状は何だかジャズマスターに雰囲気だけ近づいたかもですがw
コレジャナイ…..
実在のものを画像生成しようとするとこの感じに陥るきがしますw w w
お絵描きAI(DiffusionBee)で遊んでいるところに子どもたちが乱入
パパが何かで遊んでいるのを察知した子どもたちに見つかってしまいました。
英語で言葉を入力すると画像ができるという概要を伝えると、リクエストの嵐がw
とりあえずドラゴンボールの画像を出して!!とのことなので「japanese anime dragonball hero」と入力してみたところ。
有名どころなだけあって、なんか今までで一番それらしい画像が生成されたぞw w wオッスw w w
続いて定番のポケモンの画像生成するようリクエストを得るも….
今度は次男ちゃんが最近好きなポケモンのニャオハの画像を生成して!とのことなので「pokemon nyaoha」と入力したところ、何だかインチキな海外版ポケモン映画のDVDパッケージのような画像が生成されたました….
これは受けが悪いのなんのw w w
よくわからん小職的にはお絵描きAI(DiffusionBee)ちゃん頑張ってるじゃないか!と思ったんですけどねw
ニャオハはポケモンのバイオレット・スカーレットに登場するんだからちゃんと英語で書いて!と怒られましたので「pocket monster violet scarlet nyaoha」と指定してみて差し上げました。
謎のフィギュアが登場w w w
スカーレットちゃんとバイオレットのポケモンちゃんなのか!?w w w
子どものコレジャナイは恐ろしいもので、、、
じゃあオレンジアカデミーも追加して!(何なのかは小職あまりわかっていない)ので
「pokemon violet scarlet in the orange academy」とそのまま入力して差し上げると。。
これまたタイの海賊版アニメDVD風のパッケージ画像的な画像になりました。
なんぞその帽子の形状w w w
今度はオレンジアカデミーとグレープアカデミーがあるからそれも追加!とのご指定が。。
そして生成された画像がこちら。。。。ポケモン好きな次男ちゃんは飽きて去っていきましたw
お絵描きAI(DiffusionBee)で子どもと一緒に遊ぶとコレジャナイ感に打ちのめされるので、あまり子どもと一緒には長く遊ぶことはできませんでした(^^;
お絵描きAI(DiffusionBee)のスペルを作るのにGoogle翻訳を利用して遊んでみる
とりあえず、キャラモノを求めて夢に敗れた次男ちゃんは去りましたが、テクノロジーとして興味の尽きない長男ちゃんがまだ残っていたので、今度は趣向を変えて、文章を翻訳を使って作成したものをお絵描きAI(DiffusionBee)にぶっ込んでみて遊んでみました。
ちょっとコレジャナイ感はもう得たくなかったのでw
堅実なイメージ画像を生成してみたいと思います。
「東京で一番人気の美味しいチーズケーキ」という文を翻訳してお絵描きAI(DiffusionBee)にぶっ込んでみました。
これは!?
今までで一番いい感じのイメージ画像を生成することができたのでは!?
真ん中のお皿の謎の透明液体がちょっと怖いけどw
Google翻訳を使って遊ぶのはちょっと良いかも!?
だからキャラモノはやめた方がいいってば….w
長男ちゃんの提案で再びキャラモノが登場…
世界的に有名ならばちゃんと出るでしょ!?
という長男ちゃんの理論もあるらしいので試してみます….
さすが世界のマリオさん。
かなり正確なものが生成されましたよ!
しかし、クッパさんはどこかに行ってしまった….
っは!?緑ズボンのマリオさんがもしかしたら….
マリオの出来に調子出てきた長男ちゃんが今度は難しめリクエストをw w w
こういうのはきっと良くない感じがしているよ….
きたw w w
微妙な東京タワーと見切れで入っているリアルなヒゲのおじさんw w w
そうそう、呪文に「8K」とか加えると画質が上がるよ!なんていう謎知識を付加してみました。
結局なんだか気持ち悪いタワーと見切れているヒゲおじさんw
色々と配慮した上で見切れ出したのでしょうか。
やっぱキャラものは微妙なんであまりおすすめできない(^^;;
(続)長男ちゃんの趣味でフォートナイトのイラストをリクエストしてみた
ヒゲおじさんのイラストでちょっと楽しくなってきた長男ちゃんの趣味でフォートナイトの画像を生成してみたい!とのことなので、「フォートナイトの世界の地下でゼロポイントがクロム化している場面」という文章を翻訳したものを貼り付けてみました(^^;
小職的にはあまりわかっていない内容なんですがw
長男ちゃん的には結構それっぽい画像になっているらしいけどノーコメントでした。
その後次男ちゃんはフォートナイトの世界にヒゲおじさんを登場させるイラストを生成したりして、これチャプターいくつのxxの画像とおんなじだ!とか勝手に楽しんでいました。
なんだか、うまいこと画像生成して楽しんでいる兄の様子を横から見ていた次男ちゃんも再び参戦。
「フォートナイトの世界で博麗霊夢が戦っている場面」をリクエストされました…
なんだか最近東方にハマっている小学校低学年の彼らしいリクエストですw
出力結果がこちら↑
確かに世界感がフォートナイトっぽい?
そして、この女の子が博麗霊夢….ってこんな感じだっけw
と言った画像が登場して、再びコレジャナイ感の洗礼を受けた次男ちゃんは再びどこかに行ってしまいました。
同じ呪文でも、何回か生成をクリックすると結果が変わることに気づいた
懲りずにGoogle翻訳で呪文を生成していますw
「100匹の猫が集まって丸まって寝ている場面」
これは場合によっては恐ろしい画像が予測されますが。。
これはwww
ちょっとぎゅうぎゅうで丸くなっていないんですがw
気に入らなかったので、そのまま画像生成の「Generate」ボタンを押下してみたら
なんか画像生成が再び行われて、また違った猫100匹のぎゅうぎゅうな画像が生成されましたw
気に入らない結果の場合は、もう一回生成してみるのも手のようです。
続いて懲りずに猫だらけの画像を生成しようと試みます。
今度は「行列のできる東京のラーメン店に並ぶ猫たち48匹」としてみました。
また怖い感じになるかもなんて期待しながらレッツ生成!
バーン!
なんか厨房に猫がたくさん並んでいるんですけどw w w
うーん、思ってたのと違う!コレジャないw
店頭に行列して欲しかったんだけどなー。
というわけで、こうなったらレッツ再生生です!
ポチっ。
店頭に並んでいるけど向きが怖いw w w
しかもモノトーンの白黒猫ばかりw w w
というわけで、気に入る画像が生成されるまでガチャを回してみるのも一興という感じでした。
公式サイトにあるスペル(呪文)をコピペで試してみる
DiffusionBeeの「Genarate」ボタンばかり使っていましたが、その一番左側にある「Prompt Ideas」なるボタンがあるのですが、そちらをクリックすると、公式サイトのDiffusionBeeで作成した画像とスペル「呪文」が掲載されている公式ページにリンクされます。
こちらにあるスペル(呪文)を打ち込めば同じイラストが出るのかも!?なんて思い、呪文(スペル)をコピペして自分のDiffusionBeeに貼り付けて画像を生成してみました!
がしかしw w w w
これはなんか違うw w w
どうやら呪文だけでは難しいところのようで…
この辺はDiffusionBeeに拡張などのアドオン的な何かを設定する必要があるようですが、今回はそこまで深掘りしないのでこの辺で(^^;
DiffusionBeeの公式ページからスペル(呪文)をもらってもっと試してみる
DiffusionBeeの公式ページのスペル(呪文)から生成されたという画像には、結構さまざまなものがありました。
自分でも試してみたいものがあれば。。。と色々チェックしてみたところ…
左上のサイバーパンクな女性の画像のスペル(呪文)というかプロンプトを拝借して試してみることにしました。
うーん、公式ページにあった画像とはちょっと違うけど、方向性はいい感じなのか!?
でもちょっと怖いのでw
もう一回生成を実行してみます(^^;
うーん、再生成してみても、なんかコレジャナイ感がw w w
こうなると人物系の画像はコレジャナイ感を感じやすいのかもしれませんw
人物がダメならば風景的なものがいいんじゃない?
というわけで、ちょっと近未来感のあるリビング?風の画像のスペルを拝借してみたところ、何気にいい感じ♪
なんだか美しい近未来的なスペーシなリビングの画像を生成できました。
ところで、さらに「options」なるボタンの存在にも気づきました。
これはレンタリングの深度を設定する項目だったようで、値をもっと多くすることが可能でした。
とりあえず、適当に値を大きくして、再度画像生成してみます!
このオプション設定でかなりクオリティもディテールも上がったよ(^^;
最初からこの値はそれなりに大きい値にしておいた方が良いようです。
最後に気づいてしまったのがアレですがw
というわけで、DiffusionBeeでAIイラスト入門をほぼ知識ゼロで初めてみたのですが、それなりに楽しめてしました♪
かなり気軽にローカル環境で楽しむことできるので、これはちょっとでもAIイラストに興味があったり体験してみたい人にはかなりおすすめです♪
参考
DiffusionBeeダウンロードページDiffusionBee公式サイト
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