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Gemini CLIからQwen-Code CLIに乗り換えてレトロ風ゲームをバイブコーディングして遊んでみた

前回の記事から、Gemini CLIに手を出してAIコーディングでレトロ風なゲーム作りにハマってる小職です♪

バイブコーディング(直感的にコード生成・修正していくスタイル)なんて言葉も前回のGemini CLIの記事を書いた頃には知らなくて(まだ無かった?)
YOLOモード(いちいち承認しないでもガンガン進めてくれるモード) もあとから知ったぜ!なんて状況でした。

CLIで指示するだけで、AIが勝手にサクサクコーディングして、ファイルの作成もしてくれて開発を完結させてくれるだなんて。最高〜!なんて思い変なゲーム作りに勤しんでいました。

しかし、そんなGemini CLIですが、良いことばかりではなく、コンテキスト利用率がまだ80%くらいなのに、「APIエラー: terminated」みたいなエラー画面(画像の赤文字みたいの)がポンポン出て、作業中断の連続が発生しだしていました。

小職

Gemini CLIのエラー画面。コンテキスト90%超えても安定せず、ちょっと触っただけでクラッシュ… 毎回「terminated」って言われて心折れそうになってきてしまいました…

これが頻発しだしたら、コンテキストの残量がたくさんあろうが、このエラーが頻発してしまい、無料枠だからリクエストしすぎでしょ。みたいな扱いになっているようで(^^;
その日はもう諦めて辞めるか….みたいな感じになっていました。

結構毎日GeminiCLIを利用するようになってからというもの、このせいでプロジェクトが毎日チビチビしか進まない状態でイライラMAXになってしまいました…。

ローカルLLM環境を構築してグラボを酷使してバイブコーディングしたもののイマイチ

もはやGemini CLIなんて、課金しないとまともに使えないモノなのかしら…
なんて思いから、LM Studio + VSCode + ClineでメインPCに搭載しているGeForce RTX 3060 12GB版を利用してローカルLLMでのバイブコーディング環境を構築して試してみました。

ローカル環境でGPUパワーを酷使して発熱してw
自力で動作しているぜー!
みたいな感じがたまらなく楽しくなって、古いRadeonも自宅サーバに積んでて暇していたので、そちらにもLM Studioでサーバ構築して並行動作捺せたりもしてみました。

環境構築に試行錯誤しましたが、いかんせん、2〜3日YOLOモードで回してもループ地獄に陥ったりして成果がイマイチ…

しかし、完全無料でローカル完結なのはロマンでしかないwww
これはこれで楽しいけどもクラウドの爆速さを知ってしまっていると遅い…
何日もぶん回さないと結果が出ないし、実用性が…という感じがヒシヒシと(^^;

GeminiCLIでサクサクに爆速にAIコーディングしているぜ!
という感じには程遠いのが残念な感じでした。

ローカルLLMを利用したバイブコーディングを試した結果として、無料オープンソースでありながらも、アリババ(Aliexpressの運営企業)がつくったQwen3 coderモデルが安定性・出力のキレで自分にぴったりな感じがダントツであることが発見できました。

小職

しかし、Gemini CLIみたいなクラウド利用のものと比べると、本気で遅いんですよー

自分のローカル環境がこういうことやるには貧弱なので仕方がないんですが。
こんな感じだと、アイデアの初期衝動というか、クリエイティブな熱が冷めちゃうんですよね(^^;

どうしたものか….とローカルLLMでデバッグだけさせてみたりとか使い分けてみたり試行錯誤したりする日々がちょっと続きました。

バイブコーディングでAIの力を借りて変なゲーム開発をしまくりたいw

とりあえず、なんとかGemini CLIで作ってみた、バイブコーディング開発の成果をちょっと書いてみます。

まずは、のんびり猫になって散歩するという、どこぞで聞いたことのあるバカゲー開発を夢見て色々と試行錯誤してみたのですが、結局Gemini CLI(無課金)の不安定さに泣き御蔵入りにさせました。
コンテキスト使用率:90%未満なのにGeminiCLIのエラー頻発となり限界が来てギブ。

こうなると、今日は辞め!
なんて感じにコツコツと日々煮詰めていって、なんとか形にしたのがコチラ

酔っ払いお姉さんを駅まで押して押して連れていって終電に乗り込ませるゲームですw
プロンプトで「酔っ払いキャラを終電に間に合うように駅まで連れて行くゲームを作って」からスタートw
衝突検知や物理オブジェクトなんかもガンガン生成してくれました。

しかし、ちゃんと動作しないのでウェブブラウザでF12キーを押して表示される、コンソールのエラーメッセージを無言で貼り続けることで、エラー修正ループを超えw
最終的に「間に合った!」というゲームのゴール画面まで到達できる域まで完成しました。

矢印キー誘導+スペースプッシュの操作で、レトロピクセル風焦燥感がクセになるバカゲーですが、開発時はちょっと使い込むと頻発するGemini CLIのエラー状態になったら、翌日に開発継続させるか…みたいなスローペースになってしまい精神削られました。

Gemini CLIはポテンシャルあるのに安定感ゼロ…
やっぱ課金しないと使えないんじゃねという気持ちでいっぱいに。

そんな状況でしたが、偶然の出会いから、Qwenへスイッチ!
これが正解でした。

Qwen-Code CLI版ってGemini CLIまんまじゃん!という発見。

そんなこんなでしたが、ここで運命の出会いが。
コレ、GeminiCLIまんまじゃん!!みたいなwww
Qwen-Coderに出会いました。

Qwen3自体はローカルLLMでの実験結果から、一番使えるんじゃね!?というモデルだったこともあり、コイツがクラウドでしかも無料で使えるなんて良さげ!という感じで利用し始めてみると。

多少酷使しても、エラーほぼゼロ。
レスポンス爆速でサーバー待ちなし!

GeminiCLIと比べれば、利用者が少ないせいかw
おかげで快適すぎ。本気で無料で十分な枠があり、ちゃんと使えてしまう♪
Qwen-Code CLIでバイブコーディングが本気で楽しくなりました。

今回はQwen3-CoderのCLIでオリジナルアイデアから作るバカゲーや、レトロゲーム風のクローンをいくつか作ってみたのでレビューしつつ、どうやっているのか?みたいなところも紹介してみます。

Gemini CLIでの失敗談から振り返りつつ、YOLOモードの設定方法見つけたりと、ノウハウもお伝えできればと思います♪

Qwen-Code CLIをインストールして使ってみる

Qwen-Code CLI版の利用はWIndowsの場合でも、LinuxでもMacOSでもそれぞれ方法が用意されているので簡単に導入できました♪

インストール方法を軽くですが、小職の場合はWindowsもmacOSもUbuntuでもどの環境でも使用しているのでw
ステップバイステップで各OS別にコマンドと流れをまとめて記載しておきます。

Windowsの場合のQwen-Code CLI版インストール方法

前提となる、Node.js LTSを公式サイトに行って、Windowsの場合は簡単なインストーラがダウンロードできるので、そちらを入手したらセットアップしてインストールしておきます。

Node.js インストールの完了後に、qwen用の作業用ディレクトリ(フォルダ)を作成(c:\users\[ユーザ名]\qwen みたいな感じでフォルダ作成)しておきました。

続いて、コマンドプロンプトかPowershellを起動してから、上記で作成したディレクトリにCDコマンドで移動してから、以下のコマンドを実行するとqwen-code CLIのインストールができます。

npm install --global @qwen-code/qwen-code

qwen-code CLIのインストールが完了したら、続いて以下のように「qwen」とコマンド入力するだけでqwen-code CLIが起動します♪

qwen

続いて、qwenのタイトルが表示されて、下部に「Get Started」と開始するための方法を選択する状態になります。

選択肢は「1. Qwen OAuth」を選択したままでよいので、そのままEnterキーを押下すると、ブラウザでqwenが起動してqwen-codeにログインする画面が表示されます。

そしたら、お好みのログイン方法(小職の場合はGoogleアカウントでログイン)で認証してサインインします。


ブラウザでログインするだけで、Qwen OAuthの認証も完了となるので、コマンドプロンプトに戻ると、qwen-code CLIが利用可能状態になっています♪

簡単でしたね。

macOS / Lunuxの場合のQwen-Code CLI版インストール方法

macOSの場合は、Homebrewで一発インストールできました♪

macOSが一番簡単かもしれませんね。

小職の場合はM1 macbookですが、基本的にどれでも動作OK。
認証はWindowsと同じ感じでブラウザからGoogleアカウント認証でログインすればよいので簡単です。

ちなみにLinuxでは以下みたいな感じでOK。
(nodejsが未インストールの場合は↓)
sudo apt-get install -y nodejs

npm install --global @qwen-code/qwen-code

こんなもんでインストール完了です。
認証も同じ感じなので簡単です。

qwen-code --help でコマンド確認ができるので確認してみると、小職的なテキトーバイブコーディングでは必須w
神機能: YOLOモード を発見!
qwen-code CLIを起動するときのコマンドを「qwen -y」にするだけで良かったのでした(^^;

You Only Live Once精神で、エラーチェック緩めて大胆高速生成でバシバシ進めてくれちゃいます。

というわけで、コレを見ている方でも、qwen-code CLIが利用できるようになれたかな?
次からはqwen-code CLIでバイブコーディングした習作ゲームを紹介してみます。
こんなんが簡単な日本語での指示でできちゃいました♪

スペースインベーダーのクローンゲーム

ちょうど、次男ちゃんと大昔のゲームセンターCXをたまたま観たのですが。
なぜかタイトー特集をやっていて、歴史をたどるみたいな番組で面白かったんですw
というわけで、クラシックレトロゲームのクローンを作るならば、すべての祖先からはじめてみないと!
という感じでInvadersを作ってもらいましたよ♪

行列移動+シューティング+シールドといった感じの要素がすぐに再現されて遊べるぞコイツ。。みたいな状態に。

矢印移動+スペース射撃と直感的なシンプル操作な仕上がり。
次男ちゃんもちょっと夢中になって遊んでくれました♪

パズルボブルクローン: 泡ポップのレトロパズル、即興で完成

続いて、懐かしのPuzzle Bobbleクローンゲームをブラウザゲームとしてqwen-code CLIに作ってもらいました。
画面にカラフルなバブルが飛び交い、懐かしさ爆発ですよこれw

矢印キー狙い+スペース発射の操作。
レトロゲームを再現しつつブラウザで簡単サクサクに遊べてしまいました。

qwen-code CLIとのやりとりとしては、「xxxのクローンゲームをブラウザ動作するように開発してみて」くらいの指示だけで、初版が完成したので、テストしてみると、本家と泡の消え方がなんか違うとか、感想をqwen-code CLIに伝えることで2,3回リクエストして改善してもらったら完成しました♪

作成されたファイルを確認してみると、HTML/CSS/JSでシンプルな構成で作られているようです。

泡物理+マッチング、Three.jsなしといった感じでしょうか。
作成するゲームによっては、ゲーム本体を起動前にサーバを事前に起動させるといった場合もあったので、これはシンプルな構成でできている感じです。

## 2. Out Runクローン: 3D疾走のノスタルジー、ブラウザでフルスロットル

レースゲームを作ってみたけども、なんか思ってたのと違う感じにw

アーケード名作といえば、小職的にはセガが幼少の頃好きだったので、アウトランにチャレンジ。

「Three.jsで3Dレーシングゲーム、PerspectiveCamera+道路生成+車制御」みたいな感じのものが作られました。

3Dのゲームもなんか作ってくれるぞコイツw
でも、なんだかオリジナルを調べて踏襲せよ!とか無茶言いまくりましたが、なんだか違う感じのレースゲームになってきたので、このプロジェクトは中止で(^^;

うまくいかないときは、一旦中止してみて、気が向いたときにプロジェクト再開させてみるのも吉ですw

他のAIにQwen-Coder用の指示プロンプトを作らせてコピペ指示もあり

バイブコーディングもプロンプト次第。という感じがしてきたので、プロンプトについてはGeminiに作らせて観たりしましたが、いろいろと試行錯誤してみるのも面白いことになりそうですw

Linuxでゲーム起動用スクリプト作らすとWin用の.batファイルも作ってくれる親切っぷり

この時は、ドラクエ的なターン制RPG作りにLinux環境で挑戦していたのですがw
前提稼働させるサーバがあるタイプのゲームになっていたので、起動用のスクリプトも作って。とリクエストしたのですが、Linux用の拡張子.shのシェルスクリプトだけでなく、Windowsで使うようの.batファイルも同時に作ってくれたりして親切だなーなんて思いました。

Qwen-code CLIはリクエスト過多みたいなエラー皆無で無料で十分遊べるスゲーやつ

Gemini CLIの弱点が完璧にカバーされているqwen-code CLI。
ちょっと開発に熱をあげてwリクエストポンポンだしていると、Gemini CLIでエラー地獄味わった小職としては、神安定性。無料爆速、遊び心満載、レトロゲーム的なクリエイティブにも十分対応してくれます♪

もはや、Gemini CLIいらず!
未インストールの方は、この記事を参考に試してみると、ゲーム作りとかツール作りにハマるかも?

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