最近話題の「Gemini CLI」使っていますか?
小職的に、現時点で今年一番衝撃を受けたすごいAIサービスだなという感触でしたよ。
例えば、「ファミコンの初代スーパーマリオみたいなゲームを作って!」とか「〇〇のサイトからURL指定で動画をサクッとダウンロードできるブラウザアプリ作ってください」
なんて感じに、GeminiCLIにお願いすると、すぐそれっぽいプログラムをババっと作ってくれて、ユーザーフォルダに保存してくれちゃいます。
小職
ただ、作ってもらったアプリを動かそうとすると、変なエラーが出たり、起動しなかったり…。
でも、エラーメッセージをコピペしてGemini CLIに渡すだけで、サクッと修正してくれるんです。
そんなやりとりを何回か繰り返すだけで、アプリが完成!みたいな感じで遊んでいます。
最近、この遊びにめっちゃハマってるので、ちょっと紹介しちゃいます!
タップできる目次
Gemini CLIのインストール方法と初期設定
Gemini CLIを始めるには、まずNode.jsをインストールする必要があります。
Node.js公式サイトからWIndowsの場合はセットアップ形式のファイルもあるので、そいつをダウンロードしてインストールするだけでOKです。


macOSやLinuxの場合はコマンドでインストールできるので、上記サイトからコマンドをコピってターミナルにペーストするだけでインストールできるので簡単です♪
また、GeminiCLI自体は、Windowsだとコマンドプロンプトでも動くけどなんかショボイ…
Powershellだと古いバージョンだと警告が出たりしてちょっとモヤるので、最新のPowerShell 7を入れるのが小職的には一番おすすめです。
なので、マイクロソフト公式からダウンロードしてこちらもセットアップを済ませておきます♪


一方、macOSやLinuxならターミナルでNode.jsをサクッとインストールしてからGemini CLIを入れるだけ。
ぶっちゃけ、macOSやLinuxのほうがインストールはスムーズで洗練されてる感じがします(^^;
powershell7のインストールができたら起動させて以下のコマンド入力でGemini CLIがインストールされます。
そこからの「gemini」コマンド入力だけでGemini CLIが起動してくれます♪

インストールが終わったら、Googleアカウントでログインするか、APIキーを設定するかのどっちかでOK。どっちも使い勝手は変わらないので、好きな方でどうぞ!
こんな感じでインストールは完了なので、なんとかここを乗り越えてGeminiCLIで遊んでみましょう♪
どんな感じでGeminiCLIを使ってる? 事例ごとに紹介
ちなみに、小職の場合は家に散らばってる複数のPCにGemini CLIを入れて、複数のPCにリモートデスクトップ接続して、同じGoogleアカウントで使ってたんですけど、並行してガンガン使ってるとたまに無反応になることが…。
なので、複数のGoogleアカウントを使って、それぞれのPCで別々のプロジェクトを動かしたりしてます(笑)

並行作業のコツは、指示を出した後に待ち時間がちょこちょこあるんで、その間に別のプロジェクトの指示を出して回すって感じで遊んでいます。
ただ、3つ以上のプロジェクトを同時に回すと「これ何のプロジェクトだっけ?」って脳がパニックになるので(笑)、自分に合ったスタイルを見つけるのが大事かもしれません!
実用例(1)マルバツゲームや五目並べを作らせてみる
最初は「マルバツゲームくらいなら簡単に作れるかな?」という安易な思いつきで試してみました。
ブラウザで動くマルバツゲームをサクッと作ってくれましたよ。
ちゃんと動くんだけど、CPUが弱すぎ(笑)。「もっと強くして!」ってお願いすると、すぐ修正してくれるんだけど、なんか今度は引き分けしか出ない強すぎモードに(笑)。これはこれで飽きるw
調子に乗って五目並べも作ってもらったんですけど、小職的には五目並べってちゃんとやったことなかったから、完成しても「うーん、楽しい?」って感じになってしまいました(笑)。
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実用例(2)レトロゲームを作らせてみる
「〇〇みたいなレトロゲームクローン作って!」ってお願いすると、Gemini CLIはめっちゃ得意っぽいです!
ただ、初回のコードはほぼ動かない(笑)。エラーやバグを報告して何回かやりとりすると、ちゃんと動くアプリが完成するイメージ。


例えば、「ファミコンの初代スーパーマ〇オみたいなゲーム作って!」ってリクエストしたら、スクロールもちゃんとあって、ゴールの旗にたどり着くとステージクリア!みたいなゲームを作ってくれましたよ!
実用例(3)子どものリクエストでデュ〇エルマスターズのカードゲームを作らせてみる
新しいジャンルに挑戦したかったけど、アイデアが浮かばず…。
そんなとき、子どもたちに聞いてみたら「好きなカードゲームのCPU対戦ゲームって作れる?」ってことで、「〇〇のカードゲーム対戦のブラウザゲーム作って!」ってお願いしてみました。
動くまでにはエラーやバグ報告を何度も繰り返したけど、長男曰く「ちゃんとデュ〇エルマスターズの対戦になってる!」って大喜び!
根気強くデバッグと改善を繰り返せば、ちゃんと動くものが作れるってことがわかりましたw
その他の作例:個人専用のサイト特化型のダウンローダーアプリ
※これは個人利用に限って、サイトに負荷をかけないように楽しみましょう♪
「〇〇のサイトの動画URLを入れてダウンロードできるアプリ作って!」ってお願いしたら、ほんとに作ってくれるんですよ。
こういうツールって、誰かが作ったサイト経由で使うイメージだったけど、完全自前でこんな便利なツールが作れちゃうなんて感動しちゃいました。
昔、Pythonで似たようなウェブアプリ作ろうとしたけど、めっちゃ大変そうで即諦めた経験があっただけに、Gemini CLIのすごさにビックリですよ。
このアプリは、バッチファイルで自前サーバを起動して、Python環境をその場で作ってくれて、指定のローカルURLで動くウェブアプリとして爆誕!
他のサイト用にもアレンジ版を作ってみたりしたけど、サイトによってはデバッグを繰り返しても動かないときも…。そんなときは「仕組みから全部作り直して、ちゃんと動くやつ作って!」って無茶振りしたら、ちゃんと動くプログラムができたりします(笑)。
色々とアプリを作成していくとport番号が被って同時に動作させることができなくなるので、「ポート番号5014で作ってください」なんて感じにリクエストしてアプリを増殖させていくのがおすすめです。
これまでに作成したアプリをパスと起動URLでまとめてCSVリストに出力

これまでに作ったアプリのパスと起動URLをまとめたリストをCSVで出力させる。なんてこともできました。

一生懸命自分で管理しないでもGeminiCLI自体で管理しちゃうこともできそう。
いろいろと思い立ってやってみただけでしたがw
これだけでもGeminiCLIを十分楽しむことができちゃいます。
アイデア次第でなんでも作ってくれる自分専用の開発チーム
そんな感じで、最近ハマってるGemini CLIを紹介してみました!
エンジニア系の人であれば、こういう仕組み使ってプログラム書いてくれるんだーとか、GeminiCLIにコードについて質問したりと勉強になっちゃいます。
非エンジニアの人であろうとも、アプリってこんな感じでプログラミングが作られて動作しているんだ!
なんて知見が広がると思うので、誰でも楽しめるすごいAIなのでこの記事がGeminiCLIで遊んでみるきっかけになれたら嬉しいです♪
ほんと、アイデア次第で自分だけの開発チームを持ってるみたいで、可能性は無限大!
もっと面白いもの作らせたいから、最近はいつもネタ探しに頭フル回転な小職でした♪
※最後に参考になったサイトを以下にまとめておきます。
参考
【小学生でもわかる】Gemini-CLIの始め方Zenn
参考
Gemini CLI をさっそく試してみた!Qiita
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