小職のGPD Pocket2は一年近く自宅サーバ状態で電源接続しっぱなしで稼働させ続けていました(^_^;)
omoiji.comを解析させるWindows10アプリを起動させ続けるのと
外出先のスマホ等からリモート接続して非モバイル用途でw手軽に使ってました。
そういえば年中稼働運用しだしてから、はじめての夏。
ワタシが不在中の室温は猛暑状態。
最近部屋の片隅で起動しっぱなしのGPD Pocket2の現物をしばらく見てないな…
なんて思い、恐る恐る現物をチェックしてみると…
背面カバーがぷっくり膨らんでいるwwww
というわけでバッテリーがかなり膨張しておりました(^_^;;;;;;
これはマズい!
と思いまして(^_^;)
Windows10の常時稼働を緊急停止してGPD Pocket2を分解してどうにかしようと考えてみました。
交換用バッテリーを取り寄せるにしても時間かかりそうだし(^_^;
とりあえず妊娠状態の危険なバッテリー摘出を試みます。
GPD Pocket2のバッテリー膨張事例はネットで検索してみても、初代GPD Pocketほどの情報が無い気がしたのでバッテリー膨張事件の顛末をじっくりと覚書しておこうと思います。
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膨らんだバッテリーを内蔵したGPD Pocket2の外観をチェック
とりあえず、電源を落として本棚に立てかけた状態で常時稼働させていたGPD Pocket2をテーブルにおいてみると….
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なんかガタつくなーと設置時の安定感が失われているレベルでしたw
まあ、あれだけ背面カバー側が膨張していましたからね(^◇^;)
背面側を恐る恐る上から俯瞰してみました…
すると、上側から眺める限りちょっと右側が丸みを帯びているくらいにしか見えないので大した事なさそうにも一見思えますがw
ヒンジ側をチェックしてみると….
やはりかなりの膨張状態だw
GPD Pocket2のバッテリーは背面半分くらい占めているんでしょうか。
右側ばかり膨張しているw
背面カバーのつなぎ目も隙間が発生するほど…
これは何か生まれそうな状況です(^^;
精密プラスドライバーで背面カバーのネジを恐る恐るゆるめてGPD Pocket2の分解を開始してみる
真ん中のヒンジ側ネジには検品シール的なものが貼られていましたが、INDIEGOGOのクラウドファンディングに申し込んでから早くも2年の歳月が経過したGPD Pocket2躊躇なくそんなシールも剥がしますw
と言いますか、GPD Pocket2を分解するのは偶然にも今回が初でした(^^;
ネジの小ささから、本能的にトルクスドライバーT5を手にいきなり開けようとしましたがネジが回らずw
よくよくみたら普通のプラスネジだったのは余談です(^^;
膨張率の高い部分のネジを2本外しただけでさらにカバーが浮き放題になった
中央上部と角のネジを2本ほど外した状態なのですが
パンパンに膨らんでいた部分が抑圧解放状態になりw
カバーがよりグワっと開きましたw
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ビビりながらも全てのネジを外しGPD Pocket2背面カバーを分解してみる
背面カバーを取り外してGPD Pocket2の中身があらわにw
確かにバッテリーがプクプクに膨らんでるぞwww
そして2つのリチウムイオンバッテリーを連結したような形状であることも、この開封で知ることができましたw
どっちもパンパンになっているw
そして、ケーブルがバッテリーの上を貼っているんだけど、このケーブルよく外れないで生き延びていたなーといった印象(^^;
ちなみにバッテリーはGPD Pocket2の筐体の半分以上を占めていると言っても過言では無いようでした。
とりあえず、バッテリーは接続状態なので、恐る恐るバッテリーの上を這っているフラットケーブルのコネクタを感電しないよう爪楊枝でプチッと取り外しました。
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それほど力も入れずにフラットケーブルのコネクタは外れてくれましたので優しくとり外してあげましょう。
あらわになったバッテリーを観察してみるとこちらもまたフラットケーブルが生えていて、マザボにネジ止め固定されていました。
コイツがバッテリーの電源を本体に供給するコネクタのようです。
こちらはコネクタ部がネジ留めされているので、ドライバーで慎重に外します。
関係ないけどCPUファンのホコリもなかなかのものなので綿棒でお掃除してあげるのも吉かと思います。
バッテリとマザボを繋ぐコネクタの固定ネジは背面カバーのネジよりもさらに小さい微細なものなのですが、同じサイズの精密ドライバーで外すことができました。
小職
ネジを乗せたままコネクタを取り外すと、ネジがどこかに飛んでいってしまいそうなので慎重にピンセットで取り出そうとしたんですが…
その際にネジを弾いてしまいwww
少し離れた場所のリビングの床にポテっと飛び散り落ちた気がしました…..wwww
あまりにも微細なネジであるため、少し床を捜索したのですが…..
とてもじゃありませんが発見できそうにないので早々に諦めることにしましたw
ネジはもう1個あるし(^^;
というわけで、ネジを取り出す際はピンセットなどで摘んで取ろうとしないでドライバーのマグネット作用や本体を逆さにしてネジを優しくテーブル面に落下させて保護するのが良さそうです(^^;
残ったもう一つのネジは本体を裏返して優しくポトっとテーブルに落として確保しました(^^;
本気で小さいネジだよこれ…..
左側が本体底面カバーを固定するネジ(銀色)
右側がバッテリとマザボを接続するコネクタを留めるネジ(黒)
これは無くしたら諦めるレベル…..っていうか諦めていたんですが….
ここで吉報がw
床をチェックされていた奥様がこの微細ネジを発見してくださいましたw
ありがとう奥様m(__)mもう無くさないように慎重に取り扱い使用と思います(^^;;;:;;
しかしこんなネジを発見するなんてすgeeeeeeeee!
バッテリとGPD Pocket2マザボを接続するネジを取り外したら爪楊枝でコネクタを慎重に外す
ネジの取り外しだけで少しドラマがありましたがw
ネジを取り外したバッテリとマザボを接続しているコネクタを、こちらも感電注意のためw
爪楊枝で慎重に取り外しましたよ!
裏側から爪楊枝でクイッとするだけで比較的簡単にコネクタは取り外すことができました。
バッテリは粘着テープで本体に貼り付けされているからゆっくりとメリメリと剥がす
GPD Pocket2のバッテリは粘着テープで本体にしっかりと固定されています。
今回は廃棄するバッテリなので生えているコネクタをグイグイ引っ張ってw
ゆっくりと引っ張ることで粘着テープがメリメリと剥がすことができました。
粘着テープ3本くらいでしっかりと固定されているので、ゆっくりと上部、下部と順にゆっくり引っ張ってペリペリと粘着テープからの呪縛を解いてあげます。
ちなみにゆっくり剥がすことで本体側に粘着テープが残るのですが、いつか交換用バッテリーを搭載する際に再利用するかは不明ですがw
残す方向で慎重に剥がしました。
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GPD Pocket2専用交換バッテリーには固定用粘着テープが付属しているものも無い物もありそうなので(^^;
こんな感じに↓
とりあえず、ゆっくりとじっくり粘着テープから剥がすことができたバッテリーの様子はこんな感じ↓
こんな感じならば、交換用バッテリー入手時に再利用というか両面テープを付加する程度でも行けそうですねw
しかし、小職の最近のGPD Pocket2の運用を考えてみると….
自宅でAC電源常時接続の常時稼働なのでwwww
交換用バッテリーを取り付けても、夏場がまたきたら同じ運命を辿るのが見えてきたので…..
導き出した答えはGPD Pocket2 内蔵バッテリーなしVersionでのAC接続自宅常時稼働の道を模索してみる
とりあえず、モバイルしない自宅省電力サーバとしての運用なので、バッテリーは取り外したまま、蓋をそっと閉じることにしましたw
バッテリーの上を這っていたケーブルも元通り戻して底面カバーを閉じちゃうことにしますw
摘出した膨張しまくりGPD Pocket2の内蔵バッテリを観察してみる
いやー、しかしプクプクに膨張していますね….
夏場にAC電源接続しっぱなしでの中華UMPCの常時稼働は危険ですのでご注意ください(汗
また、リチウムイオンバッテリーの廃棄については各地方自治体のルールにそって対応しましょう(^^;
内蔵バッテリー抜きのGPD Pocket2かなり軽量だぞ!?
というわけで、膨らんだバッテリーを取り外して元通りにしようと思いますw
本体内部の半分以上のスペースを占有していたバッテリーの無いGPD Pocket2の内部はとってもスカスカになりましたw
先ほど奥様に救出していただいた微細なネジもコネクタは使用しなくなりましたがw
マザボにネジ止め固定して無くさないようにしまっておきますw
というわけで、背面カバーも元通りになるのかしら….
なんて思いながら本体にあてがってみると…
意外にもあれだけ膨らんでいたのにカバーに歪みはあまり発生していないぞwww
バッテリ膨張自体も考えられた背面カバーの形状デザインだったということか!?
もしかしたら交換バッテリーと一緒に交換用底面カバーも買わないとだめかしら…なんて考えてましたが全然要らぬ心配だったようです。
やるなGPD Pocket2
GPD Pocket2底面カバーの四隅のネジは膨張の影響ではなく初めから斜めに刺さるネジ角度www
元に戻すべくネジ止めをしていて気付いたのですが、取り外すときは本体膨張の影響で四隅のネジも妙に斜めな角度になっているのか….なんて思っていましたがw
なんと初めから斜めに刺さるねじ山の角度で設計されていたぞコイツw
膨張時のトラブルにも強い構造に設計されていたのかGPD Pocket2!
というわけで、ネジ止めしてみたら元通りの形状にぴったりと背面カバーも復元できました。
歪みは絶対あるんだろうなーなんて思っていましたが、この背面カバーの設計もなかなか素晴らしいことを実感しましたw
GPD Pocket2の膨張バッテリー摘出手術を終えて
とりあえず背面カバーも元通り戻せて、膨張したバッテリーを摘出した状態のGPD Pocket2
とんだトラブルだ!もう使えないかも(^◇^;)
なんて膨張バッテリーをみたときはショッキングでしたがw
どうにかなる設計であったようです。
いやーこうしてみると二発搭載されているリチウムイオンバッテリーパックは2個ともパンパン状態w
側面からみるとこれだけ膨らんでいたのだから、背面カバーもあんなに膨れるよね!
しかし、ボディの剛性もなかなかの物であることがわかりました。
さすがUMPCの老舗GPD社の製品。
なんて思えたのが今回の収穫なのか….
バッテリー非内蔵のGPD Pocket2の重量はなんと414グラム!
バッテリを摘出したGPD Pocket2の軽量感が半端なかったので重量を計測してみると…
なんと414g!
軽いっ!UMPCというよりもポケコン(死後)的な軽さw
しかしバッテリーが無いからモバイルできないわけで、本末転倒なんですけどね。
バッテリーなしのGPD Pocket2をAC電源のみで稼働させてみる
とりあえず、AC電源を接続してバッテリーを内蔵していないGPD Pocket2をブートしてみました。
普通に電源が入りました!(あたりめー
というわけで、バッテリーを内蔵しないからバッテリ膨張とか気にしない良い安全な省電力自宅サーバとして生まれ変わりましたよ!(大袈裟
この記事で「バッテリー外してもAC電源なら動く(当たり前)」と書いてますが、意外とこの手の小型PCやタブレットでは珍しい特徴なんですよ…
GPD Pocket2のバッテリーがパンパンに膨張していたから分解して取り外してみた!|思い立ったら弄る! https://t.co/6q4qaGP6TM @shoushoku9972より
— もりそば@プリン大明神の人 (@Wu1btZ33HHSYnPR) September 30, 2020
というわけで、↑こんな感じでTwitterで教えて下さった方がいらっしゃたのでUMPCとしてはバッテリーなし稼働できるというのはGPD Pocket2の珍しい特徴であることが知れました(^^;
バッテリー抜いてもACで稼働できないデバイスの場合はおとなしく交換用の新品バッテリーを入手してから作業するのが吉なようですね(^^;
バッテリー無しでも稼働できるラッキーなUMPC GPD Pocket2♪
AC電源での使用で至ってフツーにWindows10も利用できます。
ちなみにWindows10のバッテリーステータスをチェックしてみると…
バッテリーの詳細は….
「バッテリーがありません」
当たり前だけど寂しい表示にwww
というわけで、GPD Pocket2の内蔵バッテリーの膨張に恐れおののきながらも自宅サーバーとして利用する小職のような変わったGPD Pocket2ユーザーの参考になったら幸いです(^^;
でも、突然モバイルしたくなった時のために交換用バッテリーはAliexpressで4千円くらいで入手可能なので、とりあえず取り寄せておこうかな〜。なんて考えております。
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